フジテレビ系 人気ドラマ「コード・ブルー」が映画化されて1年あまり。その映画がネット動画配信サービスで観られるようになったそうです
内容はご存知のとおり、ドクターヘリに乗って活躍するフライトドクター成長記ですね
フェローという立場名がドラマの中で使われますが…気になります
日本ではマイナーな呼び方のように思います。そもそも、勤務医の立場名称は医療機関によって結構違うのではないでしょうか
医師国家試験合格後、医籍に登録すると医師として活動できます
最初の2年間は初期臨床研修医と呼ばれます。医療機関によっては「ジュニアレジデント」と呼ばれることも
3年目からは後期研修医、専門修練医と呼ばれます。医療機関によっては「シニアレジデント」と呼ばれることも
その後、7年目から8年目以降は、〇〇科医師、スタッフドクター、アテンディングなどと呼ばれるようになるのです。そして管理的な業務があったり、名誉職的な形で副医長、医長、副部長、部長、科長などという名称がつくのです
ではフェローとはいったい何なのでしょう?
アメリカの人気医療ドラマ、er緊急救命室にでてくるダグラス・ロス先生(演:ジョージ・クルーニー)が初期のシーズンでは「小児科フェロー」として登場します
おそらく、フジテレビの制作陣もこれをマネしたんでしょうね
アメリカでいうフェローとは、レジデントを経た後に専門性を追求して研鑽を積む期間とされています。診療科によっても違いますが、4-6年目からの3年間のようです
これをコード・ブルーにあてはめると…
ファーストシーズンの主人公医師たち(山P、ガッキー、戸田さん、浅利さん)は4年目か5年目の医師ということになります。日本の制度上、最短で医師になるのは24歳。ということは、最低でも28,9なんですね
もうおわかりですね
そう、今のガッキー、戸田さんが30歳くらいですから、今、ファーストシーズンを演じると自然なんです!
ファーストシーズンから11年たってますが、作中でも11年たっているとすると、ガッキー・戸田さんは38,9歳の医師を演じていることになります…不自然すぎますよね…
ま、ドラマです。ファンタジーです。現実の世界は置いといて、ドラマを楽しみましょう